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システム構成

Excelファイルをアップロードするだけで、必要なデータを抽出してXMLデータに変換し、必要な処理を加えて基幹システムへ。仕組みはシンプルですが、強力な解決策です。

「Excel Connector / Integrator」は、技術的には、ユーザーが作成したExcelシート上のデータをユーザー情報を付加しながらXMLデータ化し、必要ならば、データ変換、フォーマット変換、データ連結、ルーティングなどの処理を加えた上で、基幹システムへの書き込みを行うというものです。基幹システムからExcelへデータを出力するときは、この逆の流れをたどります。システムとしては、大きく下記の3つの製品から構成されています。

Excel Connector/Integratorのシステム構成

Excel Connector

Excel上のデータをXMLデータとして入出力する機能を司る、サーバにインストールするミドルウェアです。ExcelファイルからデータをXMLデータとして抜き出す機能、また逆にXMLデータをExcelのテンプレートにマッピングする機能を有しています。ここでサーバの設定も行います。「Template Maker」というExcelテンプレート作成を支援する専用ツールも同梱しています。

Excel Integrator

XMLデータと各データベースとの間のやり取りを担うデータ連携サーバです。ベースにMicrosoft BizTalk Serverを採用しており、ビジネスプロセスやビジネスロジックなどをGUIで設定(Visual StudioやVisioなども利用可能)するだけで、SAP R/3、Oracle、各種データベースなど豊富に搭載しているアダプタを使って、Excelと基幹システムのデータ連携を容易に実現することができます。Excel Connectorの機能も含んだ製品で、導入の際には、その要件に合わせて、Excel Connectorか、このExcel Integratorのどちらかを選択していただくことになります。

Windows SharePoint Service 3.0(WSS 3.0)

マイクロソフトから無償で提供されているポータルサーバー。文書ファイルからデータベースレコードまで多様な情報を一元的に集約できるWebベースのアプリケーション統合基盤で、この製品ではExcelファイルのリポジトリとして機能します。高度な検索などの機能を付加したい場合は、有償版のMicrosoft Office SharePoint Server 2007(MOSS)を利用することもできます。